人生2回目のアトピー大爆発が7年でほぼ治って思うこと

アトピー性皮膚炎だったなんて言っても、もはや誰も信じてくれなくなった櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!もう「完治」と言ってもいいと思います。化繊の服を着ても大丈夫だし、たまに素手で料理もしちゃいます。←ツケ上がるなよ・・・

アトピー、どうやって治したんですか?って聞かれたので、記事にしたら長くなり過ぎました。

#以下は全て櫻田の持論であり、一つの経験に過ぎませんので、誰にでも当てはまる・・ワケありません。特に重度のアトピーの方は、お医者様の指示に従って正しく治されて下さいませ。

櫻田こずえのアトピー歴

・小学生〜高校生

まずは、小学生の頃から肌が弱くて、皮膚科にはよくお世話になっていました。小学生の頃に皮膚科の先生が「おばあちゃんのような肌をしているでしょ。」と、カサカサした櫻田の足を母に示しながら言っていたことが、強烈に記憶に残っています。ワタシオバアチャンナンダ・・・。

アトピーはチョイチョイ出ていたのですが、人生終わり、みたいな爆発の仕方ではなくて、冬になると痒くなるとか、締め付ける服を着ると痒くなるとか、皮膚疾患にかかりやすいとか、その程度でした。中でも、ジベルばら色粃糠(ひこうしん)っていうのは、強烈でしたね・・・。中学生だったかな。顔から下の皮膚が、びっしりバラ色の湿疹で埋め尽くされ、鏡を見ては泣いてました。

あ、いや、思い出せば痒みがヒドイ時もあって、母を心配させてたな・・・。

今でもそうなんですけど、走ると洋服と皮膚が擦れて、赤く痒くなって、尋常じゃない痒みで走れなくなるんですよ。しばらく続けると慣れるんですが。なんかとにかく、乾燥・摩擦にはエライ弱い肌です。ま、そもそもバリア機能がなってないんだと思います。そしてベースにはホルモンバランスの乱れがあるかと(中学生から生理不順)。女性ホルモンは皮膚のバリア機能に関わっているので。

・大学生

きちんと記憶に残っているアトピー大爆発は、大学生の時。慣れない一人暮らし、沢山のレポート、サークル、ボランティア、課外活動・・・相当無理してたんですよね、そんな器じゃないのに。さらに、付き合っていた人が精神を煩ったりで、自分もヘロヘロになってカウンセラーのお世話になっていた頃だったかもしれない。

夜も寝られない程のアトピーで、顔にも出てしまって、年頃の乙女には心身共に大打撃。心配した母がいろんなところに連れて行ってくれて、漢方の先生(通称”アキコ”)に出会い、半年くらいで収まりました。保険が効く薬ではなく、本気の「乾燥した皮や草や茎や何かいろんなものが荒みじんにされた」漢方をお湯で煮出して、ヘドロ色の強烈に臭くてマズい液を飲む、ということを毎日せっせと繰り返しました。ほんと、家中が臭くなって申し訳なかったし、高いお金と通院、毎日煮出す手間をかけてくれた父と母には心から感謝しています。

・アトピー2回目の大爆発

社会人になってからは、かなり肉体的にハードな仕事をしていたのですが、それがむしろ良かったのか、あまりアトピーで悩んだ記憶がありません。都合の悪いことは忘れるタチなので、忘れてるだけかもしれませんが(笑)

しかし、2009年頭の婚約破棄を経験し、仕事は充実してたけどやたら忙しくて、ブログを書き始めて面白くなってきて、そして婚活に勤しんで焦っていた頃、アトピーが大爆発しました。

2009/07/25:アトピーが痒くて毛穴どころじゃない

atopi0831 もっとひどい方に比べたら、櫻田はまだ序の口だと思います。
2009/09/19:アトピーと毛穴と肌と向き合う

再びアキコの所に通って治しました。同時に体質改善しなきゃ!と、5本指靴下重ね履きとかなんとか、まあいろいろやりましたけど、結局何やっても漢方でも治り切らないんですよね。

見た目はそんなに悪くないんですが、身体全体が、こんなふうに微妙に炎症して、カサカサして、痒い。汗かいたり、服のレースが当たったり、ゴムが当たると、真っ赤に。この痒さがずーっと続く苦しみ。

atopymatsuri
2015年くらいまで、料理をちょっとでも素手でやると、すぐに肌がカサカサして来て、指がアカギレのようになる。
吉木先生、鼻の毛穴を小さくして下さい。
http://keananobaka.com/blog-entry-390.html

atopyhand バリア機能がダメダメでね。特にダメなのが、

・右足のすね
・指の内側の第二関節の上下
・乳首

乳首は本当にひどくて、ステロイドのお世話にもなった位で、女性としてのセルフイメージがすごく低下します。お付き合いする勇気も出ません。ブラの内側が体液で黄色く染まっちゃうので、毎日ガーゼを当ててたくらいで。超大量に購入したガーゼが、未だに残っています。これじゃ可愛い下着が欲しいなんて気持ちも起きません。どうせ黄色くなるし・・。

アトピー治りました♪ はて、なぜ治ったのか?

その、最後の関門とも言えるその3ヶ所が、今とても調子が良い。この3ヶ所に「薬」を一切塗っていないのに、痒くならない!それはすごいことなんです。数年振り。何も薬っぽいものを塗ってません。ワセリンとか保湿剤だけ。それも、香料タップリボディーローションを塗っても痒くならない!かぶれない!これは完治したと言っていいだろう。

久々にレースが付いた下着も買ったぜ!

・ちゃんとステロイドで痒みを抑えた

まずはこれは絶対に必要だと思うんですが、「薬」で今ココにある危機を抑えた、こと。

ステロイドでもタイツコウでも亜鉛華軟膏でも何でもいいんですが、とにかく「掻く」という行為が更なる「痒み」を生み出し「皮膚を破壊」して更なる痒みの元を生み出すので、掻かなくていい状況を作るのはとても大切だと思います。特に、ステロイドは使った方がいいと櫻田は思います。泣きながら眠れない夜を過ごすより、上手におつきあいをしたい。その上手さが難しいのだけれど。


あと、アトピーの治療は「気持ち」が本当に大切だと思うので、まずはウソでも肌をキレイにしたい。もちろん、アトピーの程度によっては、それすら難しい場合も多々あると思うのですが・・あくまで櫻田程度の場合ということで。

・でも、なぜその後完治したの?って聞かれても・・・「その時が来た」だけ?

でも、ステロイドは対処療法だし、なぜ治ったかは不明です。漢方も「薬」ですし、対処療法だと思っています。漢方で体質改善って、きっかけにはなっても・・・限界があるなと思っています。その体質改善って、じゃあ、食べ物や睡眠時間やストレスコントロール?

いえ、それはただ「その時が来た」だけ、だと思います。

直接的な要因原因理由なんかなくて、あったとしてもそれは人為的に何かしたことの結果ではなく、たまたま身体のバランスがそういう方向に向いただけで。なんか無駄なこといろいろやってるみたいだけど、そろそろ免疫系正常化してみようかな(by からだ)的な。

食生活を正したからでも、胃腸を良くするために発酵食品を食べまくったからでも、GI値の低いものを取り続けたからでも、定期的な運動したからでも、アイスクリームを食べなかったからでも、暴食しなかったからでも、チョコ断ちをしたからでも、ストレスが軽減されたからでも、全然ないんです。そのどれもやってないし。いろいろやったけど、ダイエットみたいにちょろっとやっただけ。何もしなけりゃ良かったと思うけど、当時は何かしないではいられなかった。

・アトピーって、犯人探しをしたくなるけれど

アトピーに苦しんでいる時は、理由や原因を特定したくなります。そうすれば対策も打てるし、先の見えない状況に、何か希望が見えて来る。アトピーに苦しむ人の切実なニーズなんです。「犯人探し」

だから、いろんな業者や医者、雑誌、アフィリエーター、ブロガーが、金や集客目的で「原因」的なものを提供してくれます。そして、その人達が提供する「対策」にお金をかけたり(羽毛布団セット100万とか、魔法の水1万とか、サプリ1ヶ月5万とか)、情報を買ったり、相談に行ったり、時間をかけたり、修行のように取り組みます。そうすることで、少しは気持ちが救われるんです。少しは改善に向かっていると思うことができ、希望が持てるからです。じゃないと、永遠にこの痒みが続くかもしれないという不安に押しつぶされてしまう。

でも、そこに書かれている「治った人の体験談」にある治った理由は、その羽毛布団や魔法の水や食事療法や化粧品ではない、少なくとも主な要因ではないと思います。瘀血とかサプリメントとか岩盤浴をいくらやってもね、アトピーを作ってしまっている仕組そのものに対して、もう、ふっと息を吹きかけた程度の影響しかないと感じて来ました。

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・だから結局どうしたらいいの?

アトピーはなる時ににはなるけど、ならない時はならない。だから、何をしても、思い悩んでも、あまり意味がない。

ただ、物理的に「掻く」ことは、既成事実を作ってしまうので、痒みは出来る限り「薬」で抑える。それは漢方でもケミカルでも同じ。漢方使っててなんですけど、漢方だって薬で、漢方はケミカルじゃなくてナチュラルだから安心っていうのは、全然違うと感じています。


そして、身体に良い!と思うことをやるのは、基本的には身体に良いことだと思うので、できる範囲でやってみる。岩盤浴でも、ヨガでも、チョコ断ちでも、サプリメントでも。その方が精神衛生上も好ましい。そう、治るかもしれない!と明るい気持ちになることが大切。でも、それで治ることはないし、体質が変わるとか、櫻田の持論ですが、あまりないと思います。

なんだかね、こういうことって、スピリチュアルな信仰や、自己啓発のブームとか(櫻田はGTDにハマったり、7つの習慣、最近はアドラー心理学ね)、そういうものに似ている気がします。本人がそれで救われるならいいけど、それって因果関係を持ってあなたを改善してくれるわけではなくて、なんか、ガンバってる私なら大丈夫!的な精神安定剤程度、プラセボ効果、勘違い。でも、その精神安定剤が心を安定させ、身体のバランスが整い、ふと「解決」や「その時」が訪れるのが早くなるのかもしれない。

アトピー治療にまつわるおせっかいな持論

・アドバイスは真に受けない・受け流そう

きっと有り難いアドバイスをして来る人が沢山いると思うの。それも「お酒を飲む からいけないんだ。」「甘いものを食べるからいけないんだ。」「不摂生する自分が悪い。」とか、責めるようなこと言う人も沢山いると思うの。「あなたのため」って言うの。でも、その気持ちに感謝をしながらも、全てを真に受けちゃ絶対ダメ!自分を責めちゃだめ!そんなに自分を責めてつまらない毎日を送るよ り、人生楽しんだほうがいいから。そりゃやり過ぎはだめだけど、ストイックに「健康な生活」を送ったって、治らないものは治らない、そして、治る時は治る んだから。
#重度のアトピーの方はもちろんお医者様のアドバイスに従って下さいね!

相手の気持ちに感謝をしたら、受け入れるか入れないかは自由です。自分を悲しい気持ちにしない、ワクワクするようなアドバイスだけ、受け入れたらいいと思っています。

だって、甘いものは美味しいし、お酒は楽しいし、徹夜でゲーム、クラブ遊び、カラオケ、最高じゃない?

・アトピーが治ったら◯◯しよう?アトピーだからしょうがない?

こういう発想はやめたほうがいいと思います。だって、いつ治るか分からないし、いつまでも治らないかもしれないのだから。

でも、メイクもできないし、肌に触られるの嫌だし、全身からフケみたいなカスが出るし、薬臭いし、・・・えぇ、そんな恋に臆病になる気持ちも分かります。無理してメイクしてデートして帰って来て、顔をかきむしるとかやってたし、デートの時だけ化繊のかわいい下着をつけたり。

#頭皮がすっごいことになっていた時


アトピーって、何かにチャレンジする(恋愛・仕事・趣味)ことを正当に諦める、よい言い訳なんですよね。病気で見た感じも辛そうだから、周りも反論できないし、自分は本当に辛いし。もちろん無理にすすめる訳ではないのですが、ただ、そんな人生もったいないと思うのです。アトピーでも合コンに行けば良いし、ストレスの溜まるハードな仕事だってチャレンジすればいい。

そして、失恋したり失敗したり諦めたりした時に、アトピーのせいにしない。それはほぼ、アトピーのせいじゃないから。アトピーだからダメだと思っている自分のせいであり、性格が悪いか、能力がないか、根性がないだけ。

確かにアトピーは顔が汚く見えるし、汗をかく仕事は厳しいし、夜中痒くて眠れないストレスは集中力を落としてしまうから、他の人と比べてハンディキャップですよね。でも、それは悲しいけれどどうしようもないこと。自分でどうにかできることではないんです。背が低いとか、目が小さいとか、胸がぺったんことかと一緒。それは自分の一部なのだから、それも含めて乗り越えていくしかないんだもん。

アトピーであってもなくても、今の自分に自信を持って、今を楽しんで生きた方がいいよね。

 



 

えぇ、超絶精神論になっちゃいましたけど、櫻田は振り返ってこんなふうに思っています。まあ、酷い時期は悲観的になってましたから、こんなこと偉そうに言えるのも、治ったからなんですよね。

だがしかしさて先週、岡山のおばあちゃんの所に1週間滞在していたら、汗をかき過ぎたのか、スネのアトピー部分があせもっぽくなって痒い・・・。アトピーと他の皮膚の病気なんて境界線があってないようなものなので、ドキドキしてます。

あと、そんなことはない!◯◯は正しい!××は効いた!というご意見や体験をお持ちの方、沢山いらっしゃると思います。いいんです、それでいいんです。私は私、 皆さんは皆さんで経験や考え方が違うのは当然で、思う道を行けば良いし、そういった多様な意見の中で、読む方が納得するものを選べば良いと思っています。

次の爆発はいつ来るのかなと思いつつ・・・。