健康診断の是非について思う「健康診断は受けてはいけない」近藤誠

健康診断を受けられるだけ受けている櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

と言っても区の補助があるレベルまでですが、今後は一歩踏み込んで、と考えています。

先日も婦人科に子宮頸がんの結果を聞きに行きましたが、何も異常はないとのこと♪ よかった♪


ちなみに、不正出血はあるけれど、年齢が若い(42歳です)のでまだ子宮体がんの検査はしなくていいということでした。

婦人科検診に行って来ました★乳がん視触診検査&子宮頸がん検査

健康診断不要説&健康診断有害説

さて日本の「健康診断」「人間ドッグ」はとてもレベルが高いので、アジアの富裕層が受けに来るとかいう話、聞いた事ありませんか?

ちょっと古いけど産経West:中国人殺到「人間ドック」へ…“爆買い”合間の診察体験が今の流行 本国の“未熟”医療で拍車

一方、国内では「健康診断不要説」もよく聞きます。欧米では健康診断意味なしという研究結果があるとか。

・健康診断はガンを発見できないし死亡率を下げない

いやむしろ「健康診断有害説」もよく聞かれます。

・健康診断は健康な人を医療/薬漬けにするビジネスチャンス

参考:週刊現代:全国民必読 長生きしたければ病院に行くな


今までは惰性で健康診断を受けていましたが、昨年くらいから、積極的に健康維持や病気の予防に生かそうと前向きに受けています。

そこで看護師さんやお医者さんに質問すると「診断をただ受ければいいんだよ。面倒な質問してくるな。」そんなオーラを感じるんですが、何故なんだろう?忙しいからしょうがないのかな・・・自分がひねくれてるだけかもしれません。

自分の身体の情報をできるだけ把握して、自分の身体は出来る限り自分で守って行きたいし、もしもの時におかしな判断をしたくないし、そうなりたくない。変な情報に流されたくない。

でも、先生に直接聞けないし、ネットで調べ始めると・・・健康診断有害説が沢山出て来て、いったい何を信じたらいいの?状態に。

例えば・・・LDL値に意味はあるのか?←製薬業界には超意味がある

櫻田はLDL値が上限値を超えて高く推移していたのですが、これは実はほとんど病気とは関係ないことが分かってきた、という話も聞きます。現在の医療制度に基づくNR・サプリメントアドバイザーの講座でさえ、そういった状況への言及がありました。

そもそもちょっと前まで、コレステロール値は、LDLもHDLも一緒にされ、「コレステロールは敵!卵は一日一個まで」ということが、当たり前のように信じられていた時期が存在することを考えれば、まあ「健康の基準値」なんて、あってないようなものなのかもしれません。

櫻田のLDL値推移です。


この「上限値」をちょっと操作するだけで、検診や投薬ビジネスの儲けが億単位で変わる・・・という事実を考えれば、なおさらのこと。2014年の記事ですが・・

コレステロールは、男性254 mg/dlまで、女性は280 mg/dlまでを基準値(正常値)としました。昔の基準値は250 mg/dlでした。メバロチンというコレステロールを下げる薬が発売されると同時に、基準値が220mg/dlに変更されていたのです。この基準値では、半分以上の中高年が異常値になります。要するに、薬を飲ませるために基準値を引き下げていたのです。コレステロールは、細胞膜やホルモンの原料となる大切な栄養成分なので、薬で下げすぎると健康を害するのです。

また、LDLは悪玉と宣伝されてきました。実際は、LDLはコレステロールを組織に運ぶ大切な役割をしているので、これまでの基準値を超えた値の人の方が長生きしているのです。LDLは決して悪玉ではないので、今回の大幅な上方変更は当たり前です。

株式会社 国際友好交易(健康ドリンク販売):医学博士の健康ブログ「基準値(正常値)のウソが修正される?」よ

あまり、健康診断の数値に惑わされない方が良いのかもしれない。極端な変化があったら、何かのサインとして考えても良いのかもしれないけど・・・とう思うようになり、健康診断を真剣に受けるのがちょっと馬鹿らしくなって・・・

そう思って週刊誌や金スマで話題になった近藤先生の著書を読んでみました。

近藤先生のキャッチーで乱暴な表現の数々にギブアップ

近藤先生の著書では、こんなキャッチーなフレーズが所々で出て来ます。

「がんもどき」(がんは放置してもOK的な持論)
「てんぷら医師」(安い海老の天ぷらのように中身・実力のない医師)

キャッチーなフレーズで読者やマスコミの注目を集め、話を聞いてもらおうとすることは、巨大な利権である医療制度に一石を投じたいと思うならば、必要なことかもしれません。

ただ、読み進めるうちに段々と不快な気持ちになり、最後まで読むことができませんでした。

「この検査はこういう根拠で意味がないばかりか有害だ」

という説明が、データと共に丁寧に展開されるのですが、その妥当性を判断する能力は櫻田にはなく・・・読んでいるとなぜか「思考停止」状態になってしまう(自分のせいだけど)。そう、宗教のように・・・さらに、

マンモ検診に救命効果が認められないので、男性技師が担当するのは、たんなるセクハラ行為になります。

子宮がん検診も、見方を変えれば変態行為です〜中略〜子宮がん検診に救命効果はないので、男性医師が担当するのは、刑法のワイセツ罪に該当すると思います。

嫌悪感を、著者に感じるか、医師と医療制度に感じるかは、その人の価値観によると思います。

櫻田自身、マンモ検診や子宮がん検診については、疑問に思うこともあって不安ですし、検査で婦人科の診査台に上るのは苦痛です。

しかしこのような表現をするのは、人の嫌悪感に訴えかけて洗脳しようとする意図が感じられ、または個人的な恨み節に聞こえ、折角の分析や主張の信憑性を汚してしまう・・と感じました。

昨今、検診不要論も巷を賑わせていますが、マスコミ・出版の極端な意見には注意が必要です。彼らの目的は、話題性・本が売れることであって皆さんの健康を本当に考えているわけではないのですから・・
転ばぬ先の杖(認知症専門医):健康診断も戦略が大事です・・がん検診

「現在の医療制度は問題点だらけ」ということは誰も否定できないのだと思います。制度は必ず金で歪み、批判のための批判(で利益を得る人がいる)が繰り返される・・・与党と野党みたいなものですかね。

 
ちなみに、近藤先生は「乳がんで全摘出が当たり前だった日本で厳しく警鐘を鳴らし、多くの女性が副作用に悩まずにすんだ」という功績があるそうです。参考:医療ライターズカフェ:がん治療論争~近藤誠VS.勝俣範之

そう、近藤先生と言えば、勝俣先生の反論。

日経メディカル:近藤理論を放置してはいけない(勝俣先生インタビュー)

健康診断に問題があるのは分かったけど・・来年受けないの?

こういった情報をきちんと咀嚼できるようにと、NR・サプリメントアドバイザー(サプリメントだけではなく、生理学や栄養学、医療や制度などの知識も必要)の勉強をしているのですが、その勉強内容は健康診断を押し進める側の価値観や知識を「正」としている内容なので、なんともかんとも・・・。

ふと、こんな記事を読んだことを思い出します。

Huffpost:104歳の女性、長寿の秘訣はドクターペッパー「忠告した医師はみんな先に亡くなった」

マンガーは、健康の維持のためにジョギングのようなことを行うのは無駄だと考えているようであり、前立腺癌の検診なども受けない。そして、砂糖が入ったコーラも気にせずに飲む。結果論かも知れないが、余計な心配をしないことは健康にいいらしい。
トウシル山崎元:バフェットの相棒。投資家は、「チャーリー・マンガー」の言葉を読もうより

ビジネスの成功話でも、成功した要素は「10のルール」とかで濃縮還元できるほど単純ではなく個別的で、結果論に過ぎないから、真似てもあまり意味はない・・・けど参考にはなる。健康話も一緒か。

でも、「余計なことを心配しないほうが健康には良さそう。」ってのは分かるけど、気付いたら手遅れになっていた・・・という状況は避けたいから、健康診断はとりあえず受けておくという無難な選択に落ち着きます。

「一種の確認恐怖症になっているんですね。検査で数字を確認しないと気が済まなくなっている。しかも、健康を確認したくて検査を受けていながら、その一方で異常値がないと逆に落ち着かないという矛盾も同時に孕んでいるのです。こんな心理は人間ドックを受けなければ生まれません」
週刊現代:全国民必読 長生きしたければ病院に行くな

それも的を得た表現だ・・・やっぱり「気にしない」が正解なのかしら・・・もう少し勉強します。