歯のかぶせものが欠けて人生の選択に迫られるの巻

昨日突然歯のかぶせものが半分ぱかっと欠けてしまって慌てふためいている櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

早速いつもお世話になっている歯医者さんに診て頂いたのですが・・・。

先生:この歯を積極的に活かしたいか、今後のことも合わせてご自身で決めて下さい。

櫻田:ぽかーん

何この人生の岐路で運命の選択を迫られてる感じ!

っていうか、判断材料や基準が良く理解できなくて、「何をどうご自身で判断」しなきゃいけないのか分からなくて・・・って、これ読んでる皆さまの方が訳分からないですよね。

ぽかーんとしている櫻田の脳内と状況を整理してみました。

被せもので歯を温存した歴史

ちなみに、上の奥歯の話です。微妙に笑うと見える位置、かな。

・7,8年前?に激しい虫歯で「この歯はもう神経抜いたしダメだから抜きます。インプラント10万(訂正:インプラントは10万なんかじゃできません、もっと高価)数十万。」と若いイケメン歯科医(マスクしているので実際のところは良く分からなかった)に宣告され、息絶え絶えで他の歯医者さんに相談。

・被せもので歯を温存できますほら♪ と1万円以内で治療(保険適用のレジンみたいなの下のA-2)わお〜神!

・その後マウスピース的なものも作ってもらうが、ご高齢で病院をたたんでしまわれた。

・7.8年何も問題はなかったが、昨日被せものが半分欠けた

・病院でこの歯を残したいか自分で決めてと言われる←今ここ

さあ困ったどうしよう。

説明を受けた「今後の選択肢&メリット・デメリット」

先生は、丁寧に今後の選択肢を説明用の資料付きで教えてくださいました。

A 抜かないで何かを被せる
A-1. 銀歯(保険適用可・すぐできます・目立つし金属やだ)または金歯
A-2. レジンっぽいものを被せる(保険適用可・うちではやってません・銀歯より目立たないが乳白色で黄色っぽく変色、壊れやすい)
A-3. 高級で歯っぽいもの(ジルコニア・メタルボンド)被せる(保険適用不可・8万円〜)

B 抜く
B-1. ブリッジ(保険適用可・両隣の歯を削るのが難点・変色、壊れやすい)
B-2. 入れ歯(保険適用可・いろいろやだよねー)
B-3. インプラント(保険適用不可・数十万)

櫻田としては、とりあえずまたレジンで被せて、7,8年温存しておけばいいじゃん?

また壊れたら、また被せればいいし、その時の口腔内の状態でまた考えればいいじゃん?と思っていました。

でも、なんか抜いた方がいいですよ雰囲気を先生が醸し出すのが理解できないし、なんか上手に質問できなくて・・・混雑していたのもあり??のままとりあえず帰宅。

色々調べてブログを書きながら整理するという、いつもの手段に出ました。

そう、知りたいのはその後の選択肢ではなく、おおもとの「歯を抜くか抜かないか」の判断基準なのです。

歯はできるだけ抜かない方がいいんじゃないの?違うの?

安易に歯を抜いてインプラントで稼ごうという輩がいる

何となく、出来る限り自分の歯を残しましょう!と言って一生懸命治療して下さる歯医者の方が、いい歯医者って思いませんか?

抜くの怖いし、人は現状維持の選択を好むものですし、なんか「人情派」っぽい感じがして(笑)

最近の歯科治療では、残せる歯も、さっさと抜いてしまってインプラントにしまたほうがいいですよ、という風潮があります。インプラント学会やセミナーでも公然と、歯科医師からそういう発言が見られます。

利益に有利な治療を歯科医師が選択することは、分かり切っていることなのです。

港町歯科クリニック:本当に抜かなければいけないのでしょうか?

そうそう、面倒で高度な歯の根を治療するより、さっさとインプラントにした方が儲るなら、そりゃぁ皆インプラントをすすめるよね、当然。コンビニより多いという歯科医院、生き残りに必死だろうし。

さらに、

天然歯には多くの大切な役割を持っていますが歯を抜いてしまうとこれらの歯が果たす役割や機能もすべてなくなってしまうということが最近の研究でも明らかになってきている

【岡田歯科医院】悪くなった歯を抜くか残すかは歯医者によって治療方針が違う!

ということもあり、現在は「なるべく残しましょう」っていうのが受け入れられやすいように思います。でもそれって、なんだか「オーガニック天然無添加は肌にやさしい」みたいな感じがして、本当はそうじゃない場合も沢山あるよね、イメージだけ先行してない?とかも思う。

そう、何でもかんでも残せばいいってものじゃないんでしょ?

出来る限り歯を残しましょう!が正解ではないこともある

炎症等があり、残しておくと回りの歯や口腔内に悪影響を及ぼしてしまうと判断される場合なんかは、わりと単純に「歯を抜く」っていう選択肢を、医師も提案出来るし、患者も納得しやすいと思います。

ただ、それらの炎症すらも、きちんと治療できる医師もいれば、できる能力がない、または面倒だし金にならないと考える医師もいだろうし、医師によるポリシーの違いもあるわけで、医療の情報の非対称性は悩ましい。

で、前出の「抜かない派」っぽい港町歯科ブログの引用をもう一つ。

この中で、本当に抜かなければいけないのは、最後の二つです。
  • 歯の根っこ3分の1以下しか残らない
  • 歯が割れている(ひび割れがはいっている)
港町歯科クリニック:本当に抜かなければいけないのでしょうか?

櫻田は歯周病もないし、歯の根っこはあるので、しっかりしているかはレントゲンなどの検査を待つ必要がありますが、抜かなくてもいいような気がします。

#今回先生は「決断してからレントゲン撮りましょうと」という感じで撮らなかったのですが、あまり残すのはオススメじゃないと、外見から診て判断されたのかもしれません。

もしダメになった時に次の一手が打てるのか?という判断基準

でも、なんでこの二つの場合は抜かなきゃいけないのかな?

この記事を読んでそのデメリットに納得しました。診察して下さった先生も、これと同じようなことを話されていたと思うのですが、櫻田の理解力が追いつかず、きちんと咀嚼できていませんでした。

人生は長く、歯がダメになった後にすごく不自由で不満のある生活では困ります。
今だけのことでなく、将来も計算に入れてその歯の処遇を今考えなければならないと思うのです。

歯の根が割れると日単位であっという間に周りの骨が溶けていきます。
ご自分でその歯の異変に気付いた時には、骨が相当なくなっていることが多いのです。
そうなってしまうと、歯と同じように噛める能力のあるインプラントはかなりの確率でもう入れることができないでしょう。入れ歯が選択肢になる可能性が高くなります。それが一生続きます。

これらのリスクをはらんだ選択だということをご理解いただき、その歯の今の処遇を考えていただいたいと申しているのです。
こうしたメリットとデメリットをじっくりお考えになってお出しになった結論を私は尊重したいと思います。

【高岡歯科医院】歯を抜かないデメリット

なるほどね!

・入れ歯よりインプラントの方が、食事は相当快適っぽい
・神経の抜けた歯を残しておくことは、今は大丈夫でも将来的にインプラントの選択肢を失うリスクがある

すっかりクリアになりました(もしくはなったつもり)


高岡歯科医院】いい先生だな〜(↑イメージ図)三鷹なら行けないこともないけど・・・歯科は何度か通わなきゃだし、やっぱり遠いからやめた。

櫻田のとりあえずの結論

「歯は残して再び被せものをした上で、半年に一回の定期検診で様子を見てもらいながら温存する。」

ということで、A-2. レジンっぽいものを被せる(保険適用可・うちではやってません・変色壊れる)

を選択することにしました。

恐らく、再び10年内に欠けることがあると思いますが、その時点でまた歯の根っこの状態を診てもらいながら、次も同じように判断をすればいいかと。

ただ、歯の根っこの状態って外から見ただけじゃ分からないので、たまにレントゲンとってもらったりする必要があるのかな・・・ま、入れ歯しか選択肢がなくなっちゃうよりマシかな。

ということで、昔からお世話になっている、地元の歯医者さん(残す派)に相談してみることにしました。

もしかしたら、中はひび割れていたりするかもしれませんが、今なら先生ときちんとお話しして、ちゃんと答えが出せるような気がします。



インフォームドコンセント(Wikipedia参照)って難しいですね〜。

・参考記事

【高岡歯科医院】歯を抜かないデメリット

【マイベストプロ】虫歯で根だけ残った歯は抜くべきか?残すべきか? 

【岡田歯科医院】悪くなった歯を抜くか残すかは歯医者によって治療方針が違う!(出身学科の違いっていうのが、なるほど!)