マインドフルネスがやっと分かった「最高の休息法」久賀谷 亮

マインドフルネスという言葉は聞いていたけど「どうせアメリカで流行ってるご都合主義のエセ瞑想法じゃろ」と思って無視していたところ、なぜか英語でマインドフルネスのOnline講座を受けることにし、勉強してみたら「これって私に必要だわ・・・」と思ったものの、スピードについて行けずに折り返し地点で挫折し(秋に再受講予定)つつ、マインドフルネスの全体像が理解できていないな・・・で、結局何?と思っていた、櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

Online講座=Future Learn@イギリスの記事はこちら

で、この本の「はじめに」を読んでようやくスッキリ。
「今ここに集中する」とかいう説明じゃ、よく分からなかったのよ。

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一言で言えば「脳の正しい休め方」なのね、マインドフルネスって。

脳は「何もしない」でも、勝手に疲れていく・・・科学的に正しい「脳の休め方」とは?

この一行によって、自分の中で「マインドフルネス」がようやく焦点合いました。

そうなんですよね、脳って、ぼーっとしてるつもりでも、なんか考えてしまったり、情報を処理している感じがある。脳はぼーっとしてない、お休みできていない。

「脳は車で言うアイドリングのような状態で、脳が使うエネルギーの60〜80%も消費してしまっている。」

あー、分かる、それ分かる。身体を休めていても、全然頭が休んでないって、すごく感じる時がある。

・身体の休息=身体を休める方法 

リラックスするとか、疲れを取るとかって、身体と脳と一緒に考えていました。身体の休息方法は、あくまで身体を休める方法であり、それでは脳は休まらない。

・脳の休息=脳を休める方法

この方法を知らないと、脳はアイドリングをしたまま、ガソリンを消費していく。だから、そのアイドリングを止める方法を知ることが必要・・・その方法こそがマインドフルネス!

そうすることで、

・集中力の向上
・感情調整力の向上
・自己認識への変化
・免疫機能の改善

こんな効用が期待できるということです。

マインドフルネスは「瞑想などを通じた脳の休息法の総称」

マインドフルネスは、瞑想×脳科学と。科学的に正しい脳の休め方であると、伝統的な瞑想法を裏付けた感じ。

そんな休息法をシチュエーション別に7つ、イラスト付きでコンパクトにまとめてくれています。

・脳が疲れている時ときーマインドフルネス呼吸法
・気づくと考えごとをしているときームーブメント瞑想法
・ストレスで体調がすぐれないときーブリージング・スペース
・思考のループから脱したいときーモンキーマインド解消法
・怒りや衝動に流されそうなときーRAI
・他人へのマイナス感情があるときーやさしさのメッタ
・身体に違和感・痛みがあるときーボディスキャン

Future Learnの講座では、ボディスキャンを毎朝やってました←今やっていない←やれ

で、瞑想の必要性、重要性について、脳科学の解説が、ストーリー仕立てで始まります。

脳は変わる(脳の可塑性)

「マインドフルネスを継続すれば、疲れづらい脳が手に入る」

Future Learnで「Use it or Lose it」という言葉を聞きました。使わなけりゃなくなっちゃうよ、ってことで、脳のニューロンとかシナプスとか(難しくてよく覚えていない)で出て来てましたが、使わない経路はなくなってしまう。だから、新しいことを身体に覚えさせる時は、繰り返し繰り返ししなければならない。

そう、根気よく繰り返せば「Use it and get it」なのかな、と思っていて。

「日々自分を小さく律することが、大きな困難にもめげない耐性を作る」というフレーズが好きなんですが、これも、脳科学的に正しいのかなって思います。

だから、理屈を学び、理論を学び、そして瞑想法を実践し、脳を休め、それを繰り返し行うことで、疲れにくい、集中力のある脳みそが出来上がるはず!

フリーランスの悩み〜休まない・休めない〜

365日24時間、仕事をしようとすればできてしまうし、そうなりがち・・・。でも、ダラダラ仕事をし続けるよりも、しっかり集中&休息した方が生産性が高いはず。・・・集中力が短時間しか続かずすぐダレてしまう(ネットサーフィンしたり、他のこと考えたり)のに、すごく長い時間働いて疲れた気持ちになってしまうから。

仕事と生活の境界線が良く分からないことになりがちですが、瞑想を上手に使ってスイッチのON・OFFをしっかり付けられるようになるのでは?と思っています。

ということで、しばらくマインドフルネスの勉強と実践にふけりたいと思います。
本書は、導入的なマインドフルネスの解説に始まり、その後はストーリー仕立てで分かりやすく話は進んで行きます。その分学術的なことの密度は下がるので、そういった専門書やハイレベルなお話が好きな方にはおすすめしません。

amazonの書評によると、瞑想法などについてはGoogleのSIY(Search Inside Yourself)にあるものとほぼ一緒とのこと。櫻田のような初心者のとっかかりとしては、分かりやすいのかもしれません。

ちなみに、主人公に感情移入して、悔しがったり、悲しくなったり、恥ずかしくなったり・・・涙したり、ストーリーも楽しかったですよ♪ まあ、そんなうまくいくかーい♪って部分もありましたけど。あと、ハウツー部分(瞑想の仕方や心の休め方)が分かりやすくまとまっているのも、とっても便利です。

マインドフルネス入門書としてオススメの一冊です!