以前から「腸内フローラ」を検査してみたいと思っていた櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
どうしたらチェックできるのかな?と、調べてみました。
腸内フローラを調べたい!
腸内フローラってそもそも何?
腸内には1,000種1,000兆個以上のいろんな細菌がいて、グループを作って腸の壁面に住んでるらしいんですよ。
あんな狭いところに・・・って、腸の表面積を広げるとテニスコートより広いらしいですし、菌はちっちゃいですし。
で、それを顕微鏡で覗くと、それらの菌がお花畑のように花が咲き乱れているようにみえるそうで「腸内フローラ」と呼ばれるようになったそうです。
ちなみに本名は「腸内細菌叢」です。
善玉菌・日和見菌・悪玉菌の割合が重要
「腸内フローラ」の細菌の種類は、大きく3つに分けられます。
良い働きをする善玉菌。悪い働きをする悪玉菌。そしてどっちつかずだけれど、その時々の「優勢な方」に肩入れするという、意志薄弱な日和見菌。
この割合が、
善玉菌:日和見菌:悪玉菌
2:7:1
であることが理想なのでそうで、これが乱れることにより、お腹の調子が悪くなったり、肌が荒れたりするんですね。
個人でも常に定まっているものではなく、環境や加齢と共に変化するそうです。
腸内環境の大切さについて語り始めれば長いですが・・・単なる消化吸収だけでなく、様々な「人間に大切なもの」を作って送り出していたりします。
腸は病原菌を排除し、私たちが生きるために必要なビタミン類を合成し、免疫力を作り、幸せ物質であるセロトニンや、ドーパミンの前駆体を脳に運ぶという、私たち人間が生きるために重要な作用を担っているのです。つまり、「幸せ」を作っているのは腸だというわけです。
脳はバカ、腸はかしこい★藤田紘一郎 腸を活かして脳を操る
また、大豆イソフラボンが腸内細菌により代謝されてできる“エクオール”も、細菌、いや最近話題ですよね。
ヘルスケアシステムズ:エクオール検査
女性ホルモンに似た働きをする代謝物質だそうで、これを自家製生できるのは、女性の半分とか1/3とか・・・女性ホルモン劣勢の櫻田、知りたいーーー!
だって、納豆巻き食べまくっても意味ないってことでしょ?←働きマンの主人公がいつも食べてた
うーん、腸内環境調べたいっ!
高城さんもすすめてたし!
あぁ、また検査魂に火が付いた!
自宅で郵送検査も可能!
最初は病院に行くしかないのかなと思っていたのですが、病院とほぼ同じ検査キットを使って、自宅で調べることができるそう。
医師から直接アドバイスをもらうことはできないけれど・・・相当自費の検査に力を入れている病院でない限り、大したアドバイスは受けられないだろうとか思ってしまうのは、健康診断で突っ込んだ質問しても面倒くさそうにされてしまう経験を重ねたからかもしれません。
一方、こういう自費の検査の最先端、数万円、数十万円の遺伝子検査を扱うような専門の病院となると、アドバイスもすごそうだけど、費用もすごそう・・・
ということで、フトコロに余裕のない櫻田、まずは自宅でセルフチェックを検討してみました。
検査キットはどれを選べばいい?
ネットで調べると、この2社が提供する検査キットがメジャーなようです。
株式会社ヘルスケアシステムズ:名古屋大学発ベンチャー企業
株式会社サイキンソー:東大卒理化学研究所認定ベンチャー企業
何が違うのか、価格や検査方法、検査項目について調べてみました。価格差がスゴイ!
商品名 | |||
会社 | サイキンソー | ヘルスケアシステムズ | ヘルスケアシステムズ |
価格(amazon) | 19,440円 | 12,960円 | 2,960円 |
検査方法 | 便検査 | 便検査 | 尿検査 |
amazonの説明から引用 | ビフィズス菌の他、乳酸産生菌や、酪酸産生菌、エクオール産生菌の割合が分かります。肥満と関わりがあると考えられている、ファーミキューテス門菌とバクテロイデーテス門菌の比率を表示します。 | 善玉菌を代表するビフィズス菌と 悪玉菌を代表するクロストリジウム属菌の比率を測る | 腸内環境が悪化すると増加する物質(インドキシル硫酸)を測定する検査 |
結果 | 約6週間(ネット) | 約3週間(郵送) | 約1週間(ネット) |
結果の | 検査で検出されたすべての細菌(属レベルまで)をリスト形式で確認可 | 比率をスコアで表示する | インドキシル硫酸を全国平均と比較し、少ないほど良い腸内環境、多いほど悪い腸内環境という評価(A〜D) |
病院での扱い | 病院で扱う「Mykinso Pro」には「腸内フローラカルテ」がつくが、「Mykinso Personal」にはない。 MykinsoからカルテのサンプルがPDFでダウンロードできます | 病院のみで扱う「プレミア」は、善玉菌(ビフィズス菌)、悪玉菌(クロストリジウム菌)に加えて、痩せ菌(バクテロイデス菌)、糖の吸収を抑える働きをもつプレボテラ菌のバランスを調べることができる |
企業として当たり前ですが、個人相手よりきっと儲かるであろう、病院提供品の検査項目にプレミアを付けているところが、がっかりです・・・。
ちなみに、前述した大豆イソフラボンが腸内細菌により代謝されてできる“エクオール”は、Mykinsoにはデフォで検査項目に入っているようですが、ビフィチェックと腸活チェックには入っておらず、別途以下の検査キットを購入する必要があります。
また、Mykinsoには、痩せ菌もデフォで検査項目に入っているし・・・・
ひとまずこれに決めました!
比較検討した所感
・Mykinso:高いだけあって詳しく、エクオールと痩せ菌まで調べられるのはすごいけど、Personal(自宅キット)にカルテがつかないのは不満だな。
・ビフィチェック:1万円超えで、善玉/悪玉の代表菌の割合だけか・・
・腸活チェック:尿だけで手軽!何より安い!だけど、悪玉菌を直接調べるのではなく、その生成物から推測、しかもA〜Dの4段階評価のみ・・・3,000円なりかも。継続的に検査して、サプリや食事改善前後の、腸の状態の推移を見るのはいいのかもしれません。
ということで、お値段は高いのですが、こちらにします!Mykinso
Mykinsoマイキンソーは、楽天では購入できないようですが、ビフィチェックと腸活チェックは楽天でも購入できます。
参考にさせて頂いた記事
ビオフェルミン製薬:腸内フローラって何?
光英科学研究所:腸内フローラとは?
「腸内環境のすべて」で、Mykinsoと腸活チェックをどちらも、実際の検査結果がみられれます。ありがたや〜。
・Mykinso(マイキンソー)を実際に購入して、腸内環境を調べてみました!
・ビフィチェックを実際に購入して、腸内環境を調べてみました!
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情報サイト「Mykinsoラボ」で、しばらく情報収集しつつ、ポチりたいと思います。病院も気になるし、2万もするからそう簡単にポチれないし・・・。
・プロバイオティクスは腸管粘膜に定着するか(ヒトの場合)など、興味津々!
エビデンスが自社設備ですぐに集められるとか、すごいですねぇ。