開咬が気になる42歳のうら若き乙女櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
いやもう、健康的な理由とか、審美的な理由というのもさることながら「どうせ一回きりの人生、何度も考えた矯正、やってみたい!」「ブログのネタとして最高ではないか!」という人生是ネタなり的なモチベーションも高まっている気も。
で、自宅からそう遠くないところに、人生初の矯正の無料カウンセリングに行って参りました。
そしたら「矯正しないとヤバいかも」と、洗脳されて帰って来た、というお話です。
はい、街頭キャッチでツボやダイヤモンドは買ったことはないですが、洗脳されやすい方です。
歯の健康的な理由で矯正を強くすすめます
まずは医院長先生が歯のチェック(レントゲン等はなし)して下さり、そこから説明、となるんですが、開咬、いや、開口一発言われました。
「うちでなくても構いません、矯正することを強くおすすめします。」
もう、太陽は東から昇ります、的な確信を持って。覚えている限りの主な理由。ベスト1は、
・奥歯がすり減っていて、寿命まで到底保たないだろう
いやこれが、改めて見ると結構すごくてね・・・上もすり減っちゃってて。それはよく歯医者さんにも言われていて。
右は奥歯2本、左は奥歯1本しか噛み合ってなくて、石臼のように平らになっています。
医師:すり減った奥歯がダメになって抜けてしまい、インプラントや入れ歯にしたときの、それぞれの通院の手間と費用を考えたら、今矯正した方が、断然手間も費用も断然少なくて済みます。
・前歯も使っていないと劣化が早いんですよ
・開咬で口が開いてしまう(特に意識できない睡眠中等)のは非常に良くない
なんとなく納得しつつ「矯正して開咬を治したら、どれくらい奥歯の寿命が延びるんだろう・・・そんなの計算できないだろうけど」と悶々。
奥歯に負担が集中しているのは分かる。でも、矯正のリスクと天秤にかけて、どうなんだろう・・・。
医師:これから、奥歯のトラブルが続出してくると思いますよ。その前に矯正しましょう。
うーん、正しい気がしてくる。
下左が一本欠損しているので、そこの処置が正否を分ける
そうだ、櫻田左の歯が一本足りないんだった。なんでだっけな・・・下に埋まってるんだっけ、なんだったけ。これはレントゲン撮らないとなんとも言えないな。
つまり、左右の歯の本数が異なっているので、そのバランスを取るような処置をしないと、思っても見ない方向に歯が動いてしまうとのこと。
これは、矯正用のインプラント(3万円)をして左右のバランスをとりながら矯正する、というプランになりました。
ここがキレイに矯正できるかの一つのキモだそう。なんか、信頼できそうな感じがしてくる。
「上顎前突」 後ろに下げる矯正の注意点
櫻田は上あごが前に出ているので、それを引っ込めるような矯正をすることになるのですが、単純に引っ込めてしまうと、余計開咬になる、閉じない可能性がある。
なので、上下に引っ張るような、3Dな矯正計画を立てないと、開咬がひどくなる心配があるそう。
これを聞いた時、なるほど!と思いました。
なぜなら、開咬矯正の失敗例として、一年間はうまく開咬が直って閉じて行っていたのに、さらに矯正を進めるうちに、なぜか再び開いて行ってしまった、という症例をネットで見た事があったから。
素人判断かもしれませんが・・・この話を聞いて、納得。
開咬の矯正としてはそれ程レベルの高い治療にはならないでしょう
・顎が小さいので抜歯は不可欠
・前に突出している顎をひっこめるような矯正
・そのまま下げると余計開咬になる危険性もあるので、微妙に上下も?
・デーモンシステム(外側のワイヤー)を使用
デーモンシステムの参考:ほてい矯正歯科クリニック「デーモンシステム」
いやいや、閣下じゃないってば。
抜歯:4本(レントゲン撮影で変わりそう)
期間:1年8ヶ月(+保定)
費用:税込約100万
期間も費用も想定内で、ホッと安心。しかし100万円・・・夫婦でアフリカ旅行に行けるな〜。
何より、外科的手術(骨切り)は不要とのことで、良かった。
また、今のままの(左上5番の被せものが取れた状態)で放っておく(数ヶ月とか)と、奥歯が前に出て来てしまい、矯正としては不都合なので(インプラントするにも望ましくない)、早めに決断した方がいいです、とのこと。
そう、どうせ抜歯するなら・・っていう、心理的ハードルが今、超下がってるんですよねぇ。
素人が断片的な情報をかき集めて自己判断する危険性
医師:ネットの情報を見過ぎると混乱しますよ。
というのは、櫻田もそう思っていたのですが、
医師:カウンセリングも2,3件にした方がいいですよ。
プロ同士で話すなら、何件回っても意味があるけれど、患者さんが回ると、混乱するだけ。
話していることは目標は一緒でも、やることは一見違うことがあるので、何が良いのか分からなくなって悩んでしまうから、とのこと。
櫻田、大いに洗脳されました
100歳まで生きる気でいるし「生きる事=食べること」なので、歯の健康を保つことが、Quality of Lifeに直結すると思うんです。
最近、口を閉じる、舌を上顎につける、を徹底しようと努力していて、意識はかなり上がって来ましたが、もう、肩が凝るし、疲れるし、睡眠中はやっぱり無理・・・。
櫻田こずえ42歳。
医師:遅過ぎるということもないけれど、早くもないですね・・・。
ここは一つ矯正してもいいんじゃないかと思いました。
矯正屋さんだもん、矯正しないとヤバイって言うよね
でもやっぱり「矯正屋さんだもん、矯正しないとヤバイって言うよね。」という気持ちはあります。
普通の歯医者さんに「矯正しないとヤバいですよ、矯正歯科紹介するよ。」と言われたことはなく、むしろ、「開咬で矯正も考えているんですけど。」と相談すると「開咬の矯正は難しいし・・・審美目的なら止めとけば。」的なアドバイスの方が多い(といっても3件)のです。
なのであと2,3件ほど、矯正歯科と、普通の歯医者さんのセカンドオピニオン的な所と、インプラント専門医(いるの?)も含めて回ってみようかなと思っています。
はっ!早速先生のアドバイス「病院を回り過ぎるな」に反してるな、自分・・・。
バッハ君に相談してみた
ちなみに、費用も大変かかるし大きなことなので、バッハ君にも相談。
バッハ:矯正、抜歯、と聞いて反対しようと思って聞いてたけど・・・こずちゃんの奥歯のすり減り具合を見て、確かに必要なのかもしれないと思った。けど、歯を抜くのは抵抗あるなぁ。まあ、こずちゃんの好きにすればいいと思うんだけどね。
と、保守的なバッハ君は、いつも暴走しがちな櫻田を冷静にさせてくれます。
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抜歯問題でタイムライン的に焦っていることや、40万のインプラントなら100万で矯正しちゃえ、的なところとか、冷静さを失いがちな状況でもあるとも思っています。
とりあえずもう一件、矯正歯科のカウンセリングを受けてみたいと思います。