1年半ぶりに矯正歯科でレントゲン撮影をいたしました櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
レントゲン撮影する時に着る重ーく長いベストを着させられると、なぜかキョンシーになりたくなる(手を前に出したくなる)のは多分櫻田だけだと思います。
一斉を風靡したよね、キョンシー。
さて、今日は2時間チョイの大手術でした。
調整前(先月の写真)
今回の調整後
レントゲン撮影
まずは久々のレントゲン撮影。
歯根の状態を見て、これからの治療方針を立て直しするとのこと。
記憶の限り、こんな状態なんですよ、こう、ブラケットを支点に動かしてるわけで、無理やり引っ張って来られた歯根が、ちょっと斜めだったり、だいぶ斜めだったり、あっち向いてたり、こっち向いてたり。
歯の根をゆっくり整えることが、今後のプロセスになるようです。
ブラケット入れ替え
レントゲン写真で根の様子を見ながら、いつものように先生は独り言を炸裂させつつ、ブラケットをバシバシ取って行きます。
#ブラケットを取る時の衝撃がツライんですけどね・・・。
ほとんど取っちゃった!
根の方向を整えるためには、ブラケットの向きが大切だそうです。
ワイヤーベンディング
そして、再びレントゲン写真を見ながら、ぶつぶつとつぶやきながら、ワイヤーを櫻田の口に当てては、曲げて行く先生。
すっごい微妙な曲がり方をしたワイヤーが出来上がりました。
一つ一つに意味があるそうで・・・ほんと、神業というか、なんていうか、とても繊細な作業に感動します。
ブラケットがものすごい端っこについていたり(角度を大きく変えたいんでしょうね)
変な形のワイヤーがあったり、
もはや意味不明のぐるぐる・・・(前回同様)
ぐにゃぐにゃ曲がったループのところで虫歯になりやすいのが玉に瑕です。
これは「スタンダートエッジワイズ法」(ワイヤーをオーダーメイドで曲げる方法)と言われるものだと思います。
ストレートワイヤー法というもの(文字通りストレートで曲げない)方法もあります。
興味がある方はググってみてください。
どちらが良いとかは分からないのだけれど、先生は、このワイヤーが何をどうしているのか、その影響を完全に把握しているんだな、ということをすごく感じます。
そして、自分が曲げたワイヤーを櫻田に見せながら、愛おしそうに説明されるその姿に、なんか打たれるんですよね・・・この人、矯正が好きなんだな〜って。
そういう先生に、身体の一大工事をおまかせできて幸せです。
で、完成図。
ちなみに、今回はゴムなし。
歯根の調整に集中させたいらしいです。
また、ワイヤーは前回より一段細くなってます。
新しい方向に力をぐいっとかけるので、強くかけると良くないらしい。
次回から少しずつ、ワイヤーを太くしていくそうです。
★
そして今久々に、プチトマトを噛むのがツライ、アイスモナカを噛めない、きゅうりが憎い、という矯正痛を味わってます。