舌の位置の修正は「吸盤化」+「頭のてっぺんから糸で引っ張られている」イメージで!
舌の位置を修正するって、とても難しいことですが、成果を確実に感じている櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
40年以上舌を上あごに付けず、だらんとさせて口呼吸し、さらにその舌で前歯を押していたという・・・もれなく出っ歯まっしぐら。
それに気づいて、今だけ「舌を上顎につける」ことは簡単ですが、これを24時間365日持続させることはとても大変です。
最初はミッションインポッシブルって思いました。
なぜなら、無意識になる睡眠時や、何かに夢中になっている時、40年以上も習慣にしていたことが自然と出てしまうし、何よりだらんとさせていることの方がラクだから。
なので「舌が吸盤のように上あごに張り付いている」というイメージを脳に定着させることは、意識で舌をコントロールするよりも、より無意識の領域を上書きすることに繋がると思って、2014年冬から「舌の吸盤化」に取り組んでいますが、途中で面倒になって投げ出したり、行き詰まったりしつつ・・・
という4年目の2018年43歳の年末、「これだっ!」というのを発見しました!
「頭のてっぺんから糸で引っ張られている」イメージを持つ
舌や口の中、体の一部分を体の一部分にとして捉えるのではなく、体全体としての意識を持つ方法です。
よく、姿勢を整える時に「頭のてっぺんから糸で引っ張られているようなイメージ」という表現が使われると思います。
座っていても、立っていても、このイメージを持ってみてください。
そうすると、舌も根元の方から少し引っ張り上げられるような感覚になりませんか?
無理やりそういうものとしてるかもしれませんが・・・いやもう、無理やりそういうことにしてしまえばいいんですよ奥さん!
舌の奥に糸を結んで、それをつむじから出して、上に引っ張ってもらうような感じです。
リアルに想像するとイタイですね。
ちなみに、顎を引いていないと、舌は上顎から離れてしまうので注意してください。
そういえば、口ポカンの人って、顎が前に出てる人が多いかも・・・つむじ辺りを意識して上に引っ張るイメージを持てば、顎も自然に引く形になるので、意識しすぎない方がいいかもしれません。
力を入れる位置が変わって 舌の位置を維持するのがラクになった
今まで舌を吸盤化する時、舌先の方に意識を持っているこことに気づきました。
下のいつもの図で言うと「A」の部分、「スポット」近くに意識を集中していたんですね。
#スポットについてはこちら
大阪 アート 矯正歯科:舌の癖と歯並びの関係(スポットの位置確認)
しかし、「頭のてっぺんから糸で引っ張られている」イメージを持つと、舌の根元の方から上あご、そしてつむじに向かって引っ張られるようになるんです。位置は適当ですが「B」辺りが吸盤化されてくる。
そうした時、舌が上顎にピタッとおさまる感覚が生まれたんです!
「あぁ、この安定感なら、体も自然とこの場所におさめようって思うかも!」って感じました。
それに、舌先を上に貼り付けるよりも、より根元に近い方がラクだなっ、ここだ!ここだよっ!って気づきました、すごい発見!
根元がその位置にハマれば、舌先はしっかりスポットにある・・・舌先をスポットに置くのではなく、こっちだよこっち!
体が正解って言ってる感じ。
そういう言葉にできないしっくり感が生まれ、吸盤化もより楽になりました。
これは全て櫻田の思い込みによる効果で、何か医学的な根拠があるワケじゃないのですが、悩んでいる方がいらっしゃったら、是非一度試してみて頂きたいです!
あと、力入れすぎると肩こりますから(笑)、体が喜ぶ、ラクに感じられるポイントを探して、力みすぎないようにしてみてください。
イメージを持つことの大切さ
実は、これを思いついたのはチェロのレッスンのことを考えている時でした。
演奏時の細かい動き、例えば指や弓をA地点からB地点に動かす時に「どういうイメージを持って動かすのか」ということと「体全体としてその動きを捉える」(例:指をA→Bに動かすのではなく、肘から、腕から動かす)ことが大切だと学びました。
合気道など武術などに通じる考え方なのかなと思うのですが、部分だけで最適化しようとするのではなく、全体として最適化を考えた方が、無理がなく自然で、力もいらない。
それふはファッションだったり、ビジネスだったり、お片づけだったり・・・何かもう、全てに通じる真理な気がしてきました。
スピリチュアルかいっ!
ということで、舌の位置改善で悩んでらっしゃる皆さまも、これ、試しに意識してみてください!
そうそう、「頭のてっぺんから糸で引っ張られているようなイメージ」を持ち続けることは、姿勢を美しく保つことにもつながるので一石二鳥です♪
口元も、姿勢も美しくなって、美人まっしぐら!(効果には個人差があります)